ジェンダー平等は日本社会の喫緊の課題

スイスのシンクタンク世界経済フォーラム」(WEF)が世界各国の男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」の2020年度の日本の順位が156カ国中120位と発表した(2019年は153カ国中121位)。政治、経済分野の男女格差が改善されず、主要7カ国(G7)中でも最低。分野別では政治分野が147位)▽女性管理職比率などに基づく経済分野が117位 識字率や在学率に基づく教育分野が92位健康寿命などに基づく健康分野が65位

 「健康」以外のほとんどが世界の半分以下である。日本がジェンダー平等に関しては後進国であることはずっと前から言われてきた。こうした日本の状況を政治家たちはどう受け止めているだろうか。まずは3項目を半分に達することを目標にしたいものだ。今年、衆議院選挙があるわけだから、クオーター制等を取り入れて、喫緊の課題として取り組んでほしい。性暴力の問題や別姓問題等に取り組むためにも、女性たちの社会的発言力を強化することが必要だと思っている。