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「オーガニック食品」の店が身近になってきている。私が住んでいるところでもそういう店がオープンになり、少しずつ利用者も増えているようだ。どうやらこれもコロナ後の人々の食に対する変化であるように思う。
一方では可能な限り「自然的な」食品を購入する人たちが増えている。私も「自然的な」食品・食材への関心をもち、そうした関心を一番もっていると言われている「生活クラブ」の食料・品を利用しているが、食の「自然性」とは何かについて改めて考えるようになった。そしてそういう現代の自然的な食(材・品)の世界がどういうものなのか、現在考えている。
- 他方で未来に向けて食のあり方を考えようという世界の動きも少しずつ見えてきている。それらはまだ翻訳本で紹介されたものが多いようなので、ここではそれらについてここでは紹介しよう。
- アマンダ・リトル『サステナブル・フード革命』加藤万里子訳、インターシフト発行、2021.