近頃、ほんとうに食料品が心配です

近頃、わたしの身近なところでも食に関する不安や心配が大きくなってきています。

まずはご承知の通り、消費税が来年4月から上がるという。でも多くの国では毎日の食料品には消費税の軽減税率対象となっており、非課税か4or5%位なのだ。格差が広がっているような今の日本では、ぜいたく品にはもっと高くしてもいいが、毎日の食料品には軽減税率をかけるべきだ。
消費税のことだけではない。消費税を高くすると決まる前から、すでに食料品の量が軽くなっている。前は一袋8個入っていたウィンナーソーセージは値段が少し高くなっているにもかかわらず、6個しか入っていない。ホウレンソウも10束入っていたホウレンソウも今は8束となっている。


先月には三重県の三瀧商事の米の産地偽装である。加工用米や中国産の米を国産米と偽装して、イオンなどに売って、2005年から12億5000万円も不当な利益をえたという。これは、日本農林規格(JAS)法や食糧法、米トレーサビリティー法に違反する犯罪である。イオンのような大手の食料品が偽装品を売るのなら、わたしたちは何を信じられるのだろうか(イオンはこの記事を載せた雑誌を店から没収したそうだ??)。わが家の米も本当にどこのものか調べる方法がないのだから。


そして先週には食品回収のニュースだ。子どもたちや若い人が大好きな魚の缶詰シーチキンからアレルギー症状をおこすヒスタミンがでたとのこと。はごろもフーズという大手の缶詰会社の製品で自主回収となった対象は、「シーチキン マイルド」(558万缶)▽「素材そのままシーチキン マイルド」(97万缶)▽「シーチキン マイルド(キャノーラ)」(17万缶)。ふたに記載の製造所固有記号は「SO28」で、賞味期限は2016年7月7日〜8月27日となっているものである。
さっそく我が家の地震対策用の保存食品を調べてみたら、co-opのシーチキンマイルドがあった。それもはごろもフーズと書いてあった。幸い賞味期限が違っていたが、なんだが食べる気がしなくなった。。


そんな思いを感じつつ、今日スーパーで美味しそうな豆腐の3個セットを見つけたが、裏の食品表示表を見ると、カナダ産の大豆と書いてある。しかし「遺伝子組み換えではない」との表示がない。店員さんにこれは遺伝子組み換え大豆ですかと聞くと、ぽかーんとしている。知識自体がない。おそろしい!!!
私と店員さんとの応答を聞いていた老婦人が、「裏を見なくて買おうとしたけど、遺伝子組み換え食品って危ないんでしょう。店員さん、変なものを売らないでよ」とブツブツ。


毎日食べる食品がこんなになってきている。TPP交渉、本当に心配ですね。
なんでも日本の経済復興や成長といっていると、いまに、わたしたちのいのちや生活を支える食べ物自体が危なくなって来るように思われます・・・・