食の改革

「オーガニック食品」の店が身近になってきている。私が住んでいる都の郊外にもそういう店がオープンになり、少しずつ利用者も増えているようだ。どうやらこれもコロナ禍での日本の食の世界の一つの変化であるように思う。

 このことに気づいたのは、(身体的理由から身近な世界に)、可能な限り「自然的な」食材を購入する必要が出てきたからである。もちろん日頃から「自然的な」食品・食材への関心を少しもち、日本の「企業」のなかでそうした関心を一番もっていると言われている「生活クラブ」の食料・品を利用しているが、「自然的な」食材を直接入手するようになり、食の「自然性」とは何かについて改めて考えるようになった。そしてそういう現代の自然的な食(材・品)の世界がどういうものなのか、現在考えている。cf:マイケル・ポーラン『雑食動物のジレンマ』上下